ノベル
□テスト勉強(えろ)
1ページ/3ページ
「海馬〜わかんねぇ〜〜〜〜!!!」
「貴様何度目だ!!!」
テスト前だからと
城之内が家に来た(侵入していた)
しかも背中に枕を背負って
どうやら泊まっていくらしい
俺の頭ではもう理解できない
「どこがどう分からないんだ」
「全部わかんねえ」
「………」
「……。おい!無視か!無視かよ!?」
「貴様が勉強をしても無駄だ。帰れ」
「絶対帰らねー!」
このバカ犬は…!!
----------------------
「海馬、ここどうやんの」
30分程経った頃、静かにしていた凡骨が、どうせ寝たのだろうと思っていたが、意外にも勉強をしていた
「そこは、まずこの公式を当てはめ……」
…真横から視線を感じる
凡骨が俺をじっと見ていた
「…貴様、集中しろ!」
「すいませーん」
その後もこの凡骨は、俺が教えている間ずっと、風呂入った?だの、それパジャマ?だの質問攻めを繰り返していた
何をしに来たんだコイツは
そしてついに、11時を過ぎた辺りで、犬が発情してしまった
「だぁーーーっ!!」
「!!?」
あまりに突然の事に対応できず
強引に、ベッドに押し倒される
「もうだめだ」
「貴様の頭は最初から終わっているだろう」
「そうじゃなくて」
ぐっ、と一層力を入れて抱きしめられる
「海馬に触ってないから死にそう」
そう言ってこちらを見てきた凡骨の顔は
さっきまでのバカ犬とは別人のように、色気を帯びていた
「んッ、んぅんっ」
言い返す暇もないうちに、深く口付けられる
「ぷはっ…ぁ……」
「海馬…」
「…終わったら勉強に集中すると誓うか?」
「誓う!」