ノベル

□テスト勉強(えろ)
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「海馬〜わかんねぇ〜〜〜〜!!!」

「貴様何度目だ!!!」

テスト前だからと
城之内が家に来た(侵入していた)
しかも背中に枕を背負って

どうやら泊まっていくらしい

俺の頭ではもう理解できない


「どこがどう分からないんだ」

「全部わかんねえ」

「………」

「……。おい!無視か!無視かよ!?」


「貴様が勉強をしても無駄だ。帰れ」

「絶対帰らねー!」

このバカ犬は…!!

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「海馬、ここどうやんの」
30分程経った頃、静かにしていた凡骨が、どうせ寝たのだろうと思っていたが、意外にも勉強をしていた

「そこは、まずこの公式を当てはめ……」

…真横から視線を感じる

凡骨が俺をじっと見ていた

「…貴様、集中しろ!」

「すいませーん」

その後もこの凡骨は、俺が教えている間ずっと、風呂入った?だの、それパジャマ?だの質問攻めを繰り返していた

何をしに来たんだコイツは


そしてついに、11時を過ぎた辺りで、犬が発情してしまった

「だぁーーーっ!!」

「!!?」

あまりに突然の事に対応できず
強引に、ベッドに押し倒される

「もうだめだ」

「貴様の頭は最初から終わっているだろう」

「そうじゃなくて」

ぐっ、と一層力を入れて抱きしめられる

「海馬に触ってないから死にそう」

そう言ってこちらを見てきた凡骨の顔は
さっきまでのバカ犬とは別人のように、色気を帯びていた

「んッ、んぅんっ」

言い返す暇もないうちに、深く口付けられる

「ぷはっ…ぁ……」

「海馬…」

「…終わったら勉強に集中すると誓うか?」

「誓う!」
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