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□テスト勉強(えろ)
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明け方、俺はようやく目を覚ました

隣には昨晩さんざん俺を犯した凡骨がスヤスヤと寝ている

「……痛ッ…!!」

腰が痛くて、立ち上がれない

クソ…!!!

「起きろ!凡骨!!!」

頭をガンと殴る

「痛ッ!なんだよ」

「風呂に連れていけこのバカ犬が!!!」

「あ…ひょっとして歩けないのか?」

ニヤニヤと嬉しそうな表情になってしまった

クソ…いつか殺してやる

「連れて行ってやるよ」

ひょい、と凡骨は俺を
…族に言う、お姫様抱っこの形で、持ち上げた

「下ろせ!!ふざけるな!!」

「暴れんなって」

風呂場でやっと下ろしてくれた

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凡骨は手で俺の体を洗いながら、じゃれるように俺の体を撫で回し、触り回した
苦手な場所を触られるたび、気付かれないよう、俺は身をよじって回避する

俺も仕返しとばかりに凡骨の脇をわざとくすぐるように洗う
「あ、俺そこ平気」
「なっ」
「お前は弱いもんな」
「貴様、ヤメロ!!!うあぁッ!」
「弱いとこばっかだもんな」
そう言って
胸の先に、指の腹で何度も刺激を与えてくる
「ゃ…ゃめ、ろ…」
城之内の手に自分の手を重ね、ぐいぐいと外そうとした
だが、城之内の方が力が強い上に、俺は力が入らないのだ
外せるわけがない
「海馬」
そのままぐっと抱きしめられてしまい
昨晩も何度となく舐められた耳に舌を差し込まれる
「、ん」
体が、昨夜の行為を思い出してしまっている
体の芯がじんじんと切なくなってきている
「ゃ、め」
なぜこんな弱々しい声しか出ない
抵抗したいはずなのに
なぜか涙が出てしまいそうだ
「はっ、ぁん」
凡骨は俺の足の付け根に手を伸ばし、それを何度も往復した
「ぁ、っあ、ぃゃだ…っ」
俺が俺で無くなっていくようで怖い
風呂場には、俺自身の、クチュクチュと卑猥な音が響いていて
顔から本当に火が出ているのではないかと思うほど、熱くなった
おまけに、声まで響いている
「んんっ…ん、ふぅ…!」
「声、我慢してんの?」
わざとらしく気付いた凡骨は、俺の顎を軽くつかみ
「こうすればいいじゃん」
自分の唇と合わせた
「んんっ……!」
凡骨とキスすると、今まで我慢していた涙が、ぼろりと流れてしまった
理性も一緒に流れてしまったように、俺は凡骨に抱きついた
キスしながらも、凡骨の手は止まらない
「ん、は、ゃめ…!」
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