番外編

□君と僕のサンタさん
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『はぁ...』

「秋佑、溜め息なんてついてどうしたの?」

授業中、考え事をしていると滋琉に小さな声で話し掛けられ突然の事に少し焦りながらも、何もないっと返した。

『はぁ...』

「与謝野!さっきからそんなに溜め息をついて、そんなに先生の授業は嫌か?」

滋琉の次は、さっきまで前にいた先生が俺の後ろに居て注意をしてくる。

『...嫌じゃありません。すみません』

「?どうした?そんな元気のない声を出して」

『...何もありません』

「そうか、なら授業を続けるぞ」

そう言ってさっきまで般若の顔になり怒りそうになっていた先生は、俺を不思議そうに見てから教卓の方に歩いた。


『はぁ...』

「秋佑、本当にどうしたの?」

「何か悩み事?」

授業が終わると滋琉と虎之助が俺の所に来て心配そうにそう言う。

『...話聞いてくれる?』

俺は1人で悩んでもしょうがないっと思い2人に悩みを相談した。


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