小説

□玄武高等学校‐壱
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※R15


グイッ


『うわっ』

職員室に行くために階段を上ろうとすると横から担任に引っ張られ壁に抑えられる。

『なに?』

「秋佑ってもの凄い平凡な顔だな」

『....喧嘩売ってる?』

「いや」

そうなんです。
すんごい今更ですけど、俺は与謝野秋佑っていって、筋肉も顔も頭も平凡な少年。
サッカーは凄い得意で一応MFやってます。
なんで一応背丈は平均よりは高いかな?
まじどこにでも居てそうな人間だな。
あっ、なんか自分で言ってて辛くなってきたな。


「顔は平凡だけど、俺は外見で決めねえから安心しろ」

『は?』

「でも、まじお前って良い匂いだな」

そう言いながら、先生は俺の首に顔をうめてきた。

「性格も満点」

『?』

「ヤバい」

『はぁ、なにが...んぅ....ん...ちょっ...んはぁ..』

「ちゅっ..」

いきなり先生の顔が近付いてきたと思うとキスをされた。

『...な、なにするんだ?』

「キス?」

『いやそれは分かりますから、そうじゃなくて何でキスしてきたんです?』

「好きだから」


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