Nover
□幸せな気持ち
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一ヶ月前。
君は再び私の前に現れてくれた。
まるで時が止まったかのように思えて。
正直……戸惑った。
でも君の温もりのおかげですぐ分かったんだ、
これは現実だって。
『なにボーっとしてるッスか?』
そう言って顔を覗かせる愛しい人。
「な、なんでもないよ!」
『ホントに?』
「ほ、本当ッス!あっ、今日はどこ行こっか?」
私、君とやりたいことが沢山あったんだ!
一緒にご飯食べたり、一緒にブリッツしたり……とにかく君としたいことがいっぱいある。
君と一緒に同じ景色を見て、同じ気持ちになって、同じように笑いたいんだ。
『…出掛けるのもいいけどさ』
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