置き詩

▼書込み 

03/16(Tue) 17:38
寂寞の空
宇佐 世白


わたしは
神の晴るかす蒼空が
嫌いだった

透明さを売り物にして
輝かしい陽を真ん中に置いて
わざと憎しみを
引き出すような蒼空が
苦手だった

今日もまた
こんなにも晴れてしまって
酷いじゃないか
酷いじゃないか
泣きたく、なるじゃないか

今更
勇気を与えるような顔して
今更
嘆くわたしを震わせて

酷いじゃないか
酷いじゃないか
泣きたく、なるじゃないか

朝を迎える度
呼吸を確かめる素振りして
神の晴るかす蒼の温度
見詰め返すは寂寞の空

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