置き詩

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08/12(Fri) 09:03
30名限定募集中
主婦・友美

家事の片手間、1日10分でお小遣い稼ぎできちゃう?その方法は・・・


HP
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07/31(Sat) 23:45
眠れない夜
卯月


少しだけ闇に包まれた街に
昔の面影はもうなくて

私の心にしかもう見えてない
あの頃の二人の姿

二人で歩いた舗道にも
あなたの足跡だけが消えた


思い出が私の頬をつたう

何気なく思い出した
あなたの癖が懐かしくて

見上げた空にあなたを探し
今日も眠れない夜に堕ちるよ



約束はただの気休めで
胸の痛みだけが私を生かす

私の心からもいつか消えてく
あの頃の二人の姿

二人で眠ったベッドに
あなたの体温は存在しない


思い出が私の頬をつたう

何気なく思い出した
あなたの笑顔が愛しくて

見上げた空にあなたを探し
今日も眠れない夜に堕ちるよ


夢なんて見たくない
あなた以外の夢に意味はない

見たいのは
あなたがいる夢だけ


HP
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06/18(Fri) 23:45
残念な子
海音

こんな大好きなのに
プライドが先行してしまう
伝えられない
伝わりきらない
久方ぶりの純情に

何時でも理性が働いて
もう一人の私が 私見てる
「何やってんの?」と嘲笑って

何時の日か、私は 自分を
戒めてた。恋なんかしない
人なんか信じない
ずっと一人でいい なんて

不毛じゃない?
一人なんて無理じゃない?

好きになるよ なっちゃうよ
こんな大好きなのに
私の口から言葉は出ない
造り上げたキャラが邪魔して

昨日君と話した道が
雨で濡れてるのを見て。
また愛しさが募るの
幸せになりたいのに

いつか素直になれる?
残念な自分変えられる?


HP
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06/03(Thu) 20:56
『僕は”あなた”に』
宇佐 世白


春風に理想を投げた
昔の僕に言う
あなたの言葉が
未だに胸に甚く響く

ただの花にも為れなかった
ただの憂鬱にも
ただの”ひと”にも
僕は為れなかった

そんな怖ろしい優しさで
この両の眼を見ないで
そんな温かい手で
僕に触れないで

そんな
素振りだけで

このこころは
脆いから

すぐに壊れてしまう
すぐに嫌われてしまう

ただの
”ひと”にも為れないのだから
あなたの
たった独りのひとにも
きっと為れないだろう

だから
僕はずっと”あなた”に
為りたかった


HP
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05/01(Sat) 16:30
肩に刻んだ清廉の名前
宇佐 世白

騙した声で嘘を吐く
バランスを欠いた所以と
肩に刻まれた標しを
見抜く闇が空を囲って
春暁に哭くひもす鳥

桜木に美し波雲の
求め過ぎた情の行く末を
ひもす鳥の語る
恍り射す砦に棲み永遠を産む
その声は顯らかなる音色で

背筋を這う虚言に満ちる
罵詈せられ続けた言の葉を
未だ足りないのだと
古の鳥は夢のように囀り

言い聞かせた
朝も夜も、未だ知らない
白日夢の中でも
まるで直蒼なる空を嘆く
一個の人間のように

童を忘れた
ひとと為りしは童を忘るる
春暁に哭くひもす鳥


HP
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04/11(Sun) 23:33
名残りの桜
鋼 鉄信


春の訪れを楽しませてくれた桜の花びらが舞う

春の街並を飾る
桜色の絨毯は
春の妖精達のヴァージンロードみたいだね

優しく 誇らしげに
それでいて何処かしら
切なく儚い名残りの桜

来年もまた
俺と出会っておくれな

名残りの桜を共に楽しむのは大好きな君と

二人で歩む桜色の絨毯
桜に紛れ桜色に染まった君に
俺の頬も心も桜色

想いは増すばかりに
名残りは尽きねど
感謝を込めて
桜よ今年もありがとう

また来春に想いを馳せよう
もっと君との絆を深めよう

桜色の絨毯を歩む
来春もまた
君と手を繋いで。


HP
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04/11(Sun) 18:14
それは壱つの
宇佐 世白


不思議な感覚のする
小夜更けて
生も死も知らない
嬰児のような

わたしの何処かが
少しずつ剥落する
微細な音が
聞きたくもないのに
脳裡に谺する

夜は凪いだ海と似て
わたしを靜かに孤独へと
押しやるから
だから詰まらない事に
泪までも抱えて

何時だって良いとずっと
思って居た時日には
もう戻れない
わたしは人形のように
また明日も訪れる孤に
怖れるのだろう

あれが何で在ったか
忘却の彼方は酷く霞み
思い出す意識の綫は

それは廻る春に無くした
壱つの”無”と云う
感情であった


HP
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04/02(Fri) 15:42
薄暮に埋まる深海
宇佐 世白

晶き薄暮の後ろ側から
ひとに見紛う
影の皃が視える

詳らかに見据える程の
勇気がこの胸には無いのと
その皃は同義で
泣かせる為と
わたしは皮肉めいて

羽搏けない鳥のようで
色褪せていく虹のようで
綺麗なものはただ
怖くて堪らないから
だから見詰める事も
わたしには出来無い

何かを殺すかのようで
何かを捧げるかのようで
それがわたしには
弱さの様で堪らないから
だから脆弱さを売り物にし
生きているんだろう

哀しみは底を知らない
深海の中で呼吸を止めた
ある独りの人間が
わたしだった


HP
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