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□よぉ!!
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『よォ!』

背後からの突然の呼び掛けに私はうごけなくなった

それはずっとずっとずっ―と待っていた声の持ち主に思えたから

身体が言うことを聞いてくれない。

早く……一刻も早く振り返って 憎まれ口の一つでも吐いてやりたいのに…

それなのに身体が丸ごと心臓のようになったみたい。

赤い髪の奴に気づかれたらからかわれるに違いない。

シャンクスが来たら言ってやろうって思ってた言葉は一気に頭から消えてしまうし…
これじゃぁ口喧嘩にも勝てやしない


とりあえず、深呼吸したら一言
『よぉ!!』っていって振り返ろう。


END
 

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