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□世界の全てはあなたのもの
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あなたはいつもあたしを振り回すんだ。
赤い髪をなびかせて、いつも視界にはいってくるんだ。
マントを翻して、いつもときめかせるんだ。
鉤傷のついた目で、いつもあたしを見つめて…あたしがドキドキするのを見ておもしろがってるんだ。
大きな口で笑って、その唇であたしの名前を呼んで、
あたしはいつだって、どこにいたって、あなたを探しちゃうんだ…あなたの声を聞いてるんだ。
世界の全てはあなたのもの
(ほんとは好きだって云いたくてしょうがない)
(いつになったら気付くんだよ、あのばか!)