short4

□退誕09
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『明日も会えないの?』


「ごめん」


『…いいの、言ってみただけだし。じゃあ…』






最近聞くのは電話越しの声ばかり。俺だって会いたいさ。でも仕方ないじゃないか…

仕事なんだから。








「なんだ、女か?」

「あ、はい。すんません…」

「おめぇみたいの好く女なんてとんだ物好きだなぁ」


煙草の煙りにまかれる副長に、ははって笑った。そんな彼女にももう愛想尽かされそうです、そんなことは言えなかった。


だって口にしたらほんとにそうなりそうで、怖いし。





いつからこんな風になったかな?一緒に散歩したり、ミントンしたりそんな時間なくなって。


なんか次にあったら、フラれちまうかもなんて、最近○○のことを考える時はそんなことばっかりだ。

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