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□訪れたのは、一瞬の期待!
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「山崎ィ!こいつ今日からおまえの下で働く○○だ」
「え?監察ってことっすか?」
「あぁ?なんか文句あんのか!」
「い、いえ!」
『○○です、よろしくお願いします』
「こ、こちらこそ!」
…………
あーぁ…来たばっかの時は○○もかわいかったのになァ…
いや、むしろ今だって喋らなきゃかわいいんだよ!
すっかり隊長の毒牙にかかってなー…彼女の中のSが目ェ覚ましちまって! 俺を見つけると、ニヤニヤした顔して意地の悪い事すんだもんな。 俺、仮にも上司なのに!
「ねぇ、○○はなんで監察なんか志望したのさ?一番組だったら沖田さんの下で…」
『退は、あたしいたらやなの?』
「別にそんなこと言ってないよ。ただ、○○は目立つからさ。監察ってのは俺みたいに、地味で目立たない感じで…」
って、俺なに自分のこと地味とか言っちゃってんだろ?あ、そこ!隣で笑ってんな!
『でも、あたしは…』
「なんだよ」
『仕事してる退を見て、真選組に入って、あの人の下で働きたいって思ったんだよ?』
あ。
そんな赤い顔でらしくない事言うなよな…反則っしょ?
訪れたのは、一瞬の期待!
ふーん…。じゃ!仕事行こっか!?
(調子乗りやがってジミーが!!)