サンジ
□溢れるキモチ
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キミが船に乗るようになってどれくらい経つのかな?
流れた時間のせいで、素直になれなくなってしまったけれど。
ほんとうは、いつも思ってる。
おれの作ったもの、笑顔で食べてくれてありがとう。
『おいしい』って言ってくれてありがとう。
この手が料理を作り出すときに、思い出すのはキミの顔。
皿を洗ってたって、買い出しのときだって、やっぱり想うのはキミのこと。
あーぁー。クソ情けねェな…
でもたぶん、こうやってただきみを思う時間だって幸せだなって、おれには必要な時間なんだよな
もう少し、一緒の時間を過ごしたら、きっと溢れ出したきもちを隠せなくなるだろうから、その時、まとめて伝えるよ
溢れるキモチ
え?なんて言うかって?そりゃその時までのお楽しみってことで!
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月蝕さまへ
相互ありがとうございます:)