□土方誕11
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5月5日は土方さんの誕生日だと知ったのたった今で。
せっかく教えてもらったんだから、なにかプレゼントしたいと思うけれど・・・
総悟くんもどうせ教えてくれるならもっと早い段階で教えてくれればいいものを・・・そこが彼のどSたる所以なんだろうけれど。
あの小ばかにしたような顔は今思い出しても腹が立つ。

「いやぁ〜、まさか○さん。大好きな土方副長の誕生日を知らねえとは・・」
『もっと早く教えてくれればよかったじゃない!』
「俺だって○さんが知らねえとわかっていれば、もっと早く教えてあげられたんですけどねぃ」

ニヤニヤしたあの表情。。。クソガキめ








「あれ、なんでい土方さん。今日は随分そわそわしてやすねぇ」
「う、ウルセーよ、総悟!!あっち行ってろ」
「・・あぁ!土方さん、もしかして待ってんですかぃ?」
「ち、違ェェよ!べ、別に、待ってねえよ」
「そうでしたか、いやもしそうだったんなら悲しいお知らせでしたが・・別に土方さんには関係ないですねィ」
「ちょ、ちょっと待て。総悟。あいつに何かあったのか?」
「・・・?アイツってだれですかぃ?」
「とぼけてんじゃねえよ、早く教えろ!」
「土方さんは怒りっぽくていけねぇや。素直にならねえと。」
「総悟〜〜〜」


「失礼します副長!遅くなってすみません。病院よってからきたもんで」
「あ、山崎ィ。大丈夫かィ?土方さんも心配してたんだぜィ」
「・・・・」
「副長〜〜!ご心配なく、この通りピンピンしてます!」
「あ・・あぁ!よ、よくやったな!!ほ報告書はゆっくりでいいからな。」
「はい・・!失礼しました」


「よかったですね。山崎思ったよりヒドくねえみたいだ・・・ってアレ・・土方さんもしかして、待ってたのは山崎のことじゃなかったんですかぃ?」
「な、なぁに言ってんのかなぁ総悟くん。俺は山崎を待ってたんだよ、別に○のことなんか」
「おかしいなあ、俺ァ○さんのことなんて1度も・・」
「・・・っ!?」
「なあんだ、待ってたのは山崎じゃなくて○さんのことだったのかあ〜」
「・・・クッ!」


『ごめんくださ〜い』

「あ、お待ちかねの○さんの登場だ」


「○さんいらっしゃい、早いお着きで。土方さんがお待ちですよ」

「『総悟〜〜〜!!!』」




(これだからからかうのやめられねぇや)
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