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□わかった…
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そんな風に、あたしの為に何かしてくれる日がくるなんて思ってもいなかったから……







『ねぇ!ほんとやめて!ばか馬鹿!落ちたらどうすんのよ!バカァ。やめてよね』(本気だけど…ちょっと照れ隠し)




「わかった…」







またしても私の、お馬鹿なこの口が彼を傷つけてしまったらしい…

さっきまでの少年のようなキラキラの瞳は厚い雲に覆われてしまった。








本当に自分の口の悪さにはあきれる…





ありがとうの一つも言えないなんて…。









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