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□デブに恋して
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『はぁー…』
「どうしたの、急にため息なんてついちゃって」
お前のせいだよ!この助平上忍が!
『やっぱ男は痩せてる人が好きなのかな?』
「ん!やっぱ好みもあるだろうけど大半はそうなんじゃない!?」
『……そっか。じゃあたしは秋道さんとこにでも嫁ごうかな?今からチョウジくんにお願いしとこ。年上大丈夫か聞かなきゃ…』
「え!ちょ、なんでそうなるなるのよ。わざわざ年下とっつかまえなくてもいいでしょーよ」
『もうあたしを貰ってくれる人なんて同年代にいないんだから。チョウジくん最近イケてるし…』
「なに○あーゆうのが好きなの?」
『…そうゆうわけじゃないけど。あたしの想い人は痩せてる人が好きみたいだし、こんなポッチャリ系はやっぱりポッチャリ系同士でくっついた方がいいかと思って!早速アスマさんに頼んでチョウジくんとのお食事会に参加しなくては!』
ポカン、とまさにそんな表情で(マスクに隠れてわかんないけど、そんな感じ)あたしを見つめるカカシを置いて、上忍待機室へと歩みを進めれば、カカシは慌てた様子であたしの前へと回り込み、あたしの両手を掴んだ。
『な、なによ。』
掴まれた両手とカカシの顔を交互に見ながらそう呟いた。