□タイムトラベル
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ばっしゃーん!!

「! ○!」

湖に落ちたようだ。遠くで名前呼ばれてる…


〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

「おいッ、どうした!?大丈夫か?お嬢さん、おーい」


んッ。ほっぺたをぺちぺちと叩かれてる。誰よ…

あれ?あたしどうしたんだっけ?あー眩暈がして湖に落ちたんだ。やべ、早く帰らなきゃ。


え。



目を開けると目の前には河童がいました。

『う、うわー!か、河童!』

「違うわ!」

『しゃ、喋った…』

「あれ、ちょっと、お嬢さん!まったく…また気絶しちまったよ」



――――――――………。



あれ?今度はここどこだろ!?うちじゃないみたいだし…。
痛ッ。ーーっ、頭痛い。

ピシャッ!

「あ、目覚めましたか!?よかった。ちょっと待っててくださいね、今副長呼んできますから。」

は? 誰よ、あなた。しかも副長って!?しかもここどこ?やだあたし!きっと頭打っておかしくなったんだ!さもなければ夢!うん、夢に違いない!寝よ。


「おい。大丈夫か」

……夢よ、夢。

「おい、女。……山崎ィィ!目覚めてねェじゃねーか!」

ヒィ!怒ってらっしゃる…
ちょっと、ちょっとだけ見てみよう。片目だけ。

「んあ?お、お前起きてんじゃねーか。一体なんなんだよ…」

ひぁ!この人瞳孔開いてる!怖ッ!

「ところで。腹へってねーか?」
あ。意外にいい人そう。

『…ペコペコです』
ちょっと控え目にいってみた。

「ちょーどよかった!今飯持ってきやしたぜィ」

か! 今度は茶髪におめめくりくりな人が入ってきた。…てかここどこ?


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