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□タイムトラベル
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………。
びちゃびちゃに濡れた制服でいると､自分だって濡れてる癖に「それじゃ寒いだろ？」と着物を買ってくれました。
「どうでィ？勝手に見立てちまったけど○に似合うと思いまさァ」
『ありがとうございます！でもあたしお金なくて！』
「これは俺からのお詫びでさァ。だからこれで帳消しにしてくだせェ」
そう言ってあたしを覗き込んだ顔が可愛くて、思わず笑うと、屯所に帰ったら覚えてろよと言われてしまった。
ほんとに総悟さんが居てくれて良かった。でもあたし、もう帰れないのかな？急にいなくなっちゃって、ていうか、湖から浮かんでこなくてきっと心配してるだろうな。どうしよう。