♪♪
□3z退S
4ページ/8ページ
結局大会は、銀魂高校団体で5位、山崎くんは個人で4位という結果になりました。
大会2日目に行けなかった私は後から退くんのメールで知ったんだけど…これは銀魂高校バドミントン部の歴史の中でも輝かしい記録です、と始業式でなんか先生が話していた。
でも普通にすごいと思うんだけどな…4位。もうこれで引退なのに、と、メールですごく落ち込んでいたな…
■2007/08/2* 18:34
■退くん
■Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:
負けちゃったよー
-END-
たぶん、大会が終わってすぐくれたメール…
……こういう時、なんて言ったらよかったんだろう?
2日目に、応援に行かなかったのは…1日目、神楽ちゃんたちとの応援中に、2年のマネージャーさんに呼ばれて、言われた事が、すごく気になったから…
●〇●
『どうしたんですか?』
下を向いたまま、すごく言いづらそうな表情をしてから彼女は、
「…あの。先輩は、西田先輩の彼女さんですか?」
ぽかん、としてしまった。まさか私がこんな漫画みたいな場面に遭遇するとは…と。
『い、いえ!全然ッ!最近仲良くさせてもらってるだけだよ!』
きっと西田くんが好きなんだろう、そう思って、安心してねオーラをぷんぷん出して言ってみた。
「じゃぁ、山崎先輩…ですか?」
『え?…ち、違うよ?』
「最近の山崎先輩…なんかふわふわしてるっていうか…前からそうだったけど、それとはちがくて…――――ッ、先輩が部活のぞきにくる度に山崎先輩、集中力なくなるんです!」
だからほんとは今日も来てほしくなかった、ってそう言ってたっけな。