short4

□P.S
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受話器の向こうで銀時がため息をついた気がした。

「…お前もさ、俺の前じゃなかなか素直なんだけどな。それアイツに言ったら飛んで帰ってくるよ」

『めんどくさい女でしょ』


「あぁ、お前も坂本もな」

笑いを含んだ声でそういう銀時にありがとうといって受話器をおいた。





ジリリリリ…!

途端に鳴りだす電話にまたすぐに受話器をあげた。


『もしもし?』


「誰じゃ!○○、おまん誰とあんなに長電話しちょったんじゃ!?」


『え?銀時だよ』

「○○ッ、お、おまん今日がなんの日ィか忘れたがか?―今日は、」

『誕生日おめでと』


「…なんじゃ〜覚えとったんか」


『…忘れるわけないじゃん』

「アハハハーなんじゃァ○○はわしにぞっこんのようじゃのう、アハハハ」


…すぐ調子にのるんだからこの男は。 陸奥さんみたいな人がこんな馬鹿相手にする訳無いか…本当私もばかみたい


『プレゼントは今度帰ってきた時に、すまいるに行かないで一番に会いに来てくれたらあげるから』


「なんじゃァ、おまん今日はまっこと素直じゃの〜アハハハ」



辰馬の言葉に顔が赤くなってるのがわかった。すぐそうやって笑いやがって!プレゼントだってあげないんだから!!


『―もういいっ!!じゃあね、切るよっ』



「あぁッちょお待ちぃ!!」






最後に一言、



「あい らぶ ゆー じゃ!!」


『のーせんきゅー』

「あはは、涙が出るぜよ」







初めての辰馬のお話。一応誕生日のお話とさせて頂きます(^o^) 辰馬あんまりでてこないけど好きです。3年目にして初めてのお祝いでした。辰馬はっぴぃばーすでー!!あ、あと土佐弁…まるっきり適当にあててます!!へんなとこあったらご指摘くださいm(._.)m

2009.11.15 向日葵
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