家庭教師ヒットマンREBORN!

□fidanzarsi
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並盛高校の応接室のソファーに、蜂蜜色のふわふわとした質の髪の毛を肩の辺り迄伸ばしている少女が座って居た。
する事が無くて暇なのだろうか、ぼう、と窓の外を眺めた侭、偶に欠伸をする以外は全く動きを見せない。
…否、動きたくないのだろう、背凭れにだらんと寄り掛かり、足も思い切り伸ばしている。

しかし、廊下の方から、かつかつ、と足音が聞こえた瞬間、彼女は慌てて足を揃え、行儀の良い座り方へと変えた。

がちゃ



   fidanzarsi


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