こいずみいっくん

□愛しのアナタは策略家
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「キョン君は僕の事、好きなんでしょう?」

「は?」






愛しのアナタは策略家





「なに言ってやがる古泉。」


「なにって、キョン君は僕の事、好きなんでしょう?」


………二回も言うな二回も。

ってかなんで知ってるんだ……………?






古泉はくすっと綺麗に笑いやがってから、


「…長門さんに聞きましたよ?」


と薄い本を読んでいる長門を指差した。

………長門に言うんじゃなかった………………。


「コレ…もらったから教えた。」
と長門は読んでいる本の表紙を俺に見せた。
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