08/19の日記

23:31
貴方という枷
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どんなに願ったって

どんなに想ったって

もう戻ることはないんだ


皆で笑い合った
あの頃には別れを告げた

私はもう違う道をいく

私には与えられた使命がある


もう笑い合って
ふざけあって
腕を組んで歩いた
あの幸せな時には戻れない


わかってるのに

貴方と出会った時から
こうなることなどわかっていたのに

わかっていて近づいたのに



次に会う時には
きっと刀を交える

貴方の
体を
心を
斬らなくてはならないの

わかっていたのにね


どうして私は私なんだろう

普通の人間として生まれたかった

そうしたら
貴方とずっとずっと
一緒にいられたのに

一緒に生きるだけでいいのに
それすら叶わないなんて...


だから私は貴方を殺すわ

他の者には殺させない

私が貴方をあの世に送る


だから貴方も
私を殺すまで死なないで...

どうか

どうか

死なないでください

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23:19
願うは
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貴方が好きです

今だったら
素直に言葉に出来る

だけど
あの頃は自分の気持ちに素直になれなくて...


大好きなのに
大っ嫌いって
毎日言ってた

貴方は
はいはいって言いながら私の頭を叩いたね

毎日一緒にお弁当食べて
屋上で授業をサボって...

だから安心してたんだ

この温もりが無くなるはずないってさ...


でも今
私の隣に貴方はいない

笑って私の頭を優しく叩いてた貴方はいないの


貴方の隣には違う子がいて
笑い合ってるの

どうして素直になれなかったんだろう

どうして大好きだよって
たった一言が言えなかったんだろう

どうしてこんなに苦しいんだろう

どうして...


瞳を閉じれば
今でも貴方がいる

でもそこにいる貴方でさえ
私には微笑んでくれないの

あの頃の暖かで
優しい笑顔は
私のものじゃなくなった

だから最後にします

貴方の笑顔を道しるべに生きること

貴方の背中を追いかけること

どうかずっと
あの頃のままの貴方でいてください

私が好きな貴方でいてください

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