10/05の日記

22:50
私は…
---------------


どうしてよ

好きだって、愛してるって言ってたじゃない

私の目を見て、しっかりとその言葉をくれたじゃない

だから、信じたのよ


言葉という不確実なものを、なんの疑いもなく信じたの

でも、その言葉を紡いだあなたは、誰に向けて言っていたの?


キスしながら私の長い髪を撫でる仕草

私のものだと思ってた


でも見てしまったの

違う子にキスをして髪を撫でるあなたを


私じゃなくて、その子を見ていたのね

長い黒髪を一つに束ねるその子は、私と同じで…


悟ってしまったの

その光景をみた瞬間に


ねぇ、私を見てくれたことはありましたか

私を好きだと、愛おしい思ってくれたことはありましたか


私はあなたが、愛おしくてたまりません

前へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ