Gruen
□!女体化!
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〈まえがき〉
お嬢様に提供していただいたイラストに、文章を付けました。
女体化です。
R-18です。
閲覧は自己責任でお願いいたします。
あり得ない。こんなコト、嘘に決まってる。解せない。そうヨ、夢だワ……
「そんなに女性になりたいなら、願いを叶えてあげるよ」
葬儀屋は、そう言ってレコードにチャチャッと赤ペンを走らせた。
「きみは、そのかわりに何をしてくれるんだい?」
アタシ……何を返せばイイの?
「ヒッヒッヒ……小生が作った体だから、小生だけに触る権利があるよねぇ〜」
触る?
「まずは……その、まぁるい胸からかなぁ〜」
言われて初めて気が付いた。胸があるって、こんな感じなのネ。
他はどうなのかしら。どう変わってるのかしら。自分ではよくわかんないから、葬儀屋に教えてもらわなくちゃ。
「さ、横におなりぃい」
体中どこもかしこもフニャリとしてて、力の入れ方がわからない。
仰向けになった目の前で、ボンッとボリューミーな2つの膨らみが踊ってる。違和感を覚える前に、先の尖りをピンッと弾かれて、谷間に顔をうずめられる。
「極上の形だ。崩れないように普段は固定しておかないとねぇ〜。可愛い下着を用意しないと」
ニヤニヤ笑いながら、両手のひらで水でも掬うように持ち上げられる。
まったいらな胸と違って、いろんな刺激がクるんだワ。
そうしているうちに。
体のまんなかに、ぬかるみみたいなのを感じ始める。触られてもいないのに、ひとりでに、じゅんっじゅんっと脈うってる。
「もう小生を待ってくれてるんだねぇ……ヒッヒ……いくよぉお」
いきなり、指なんかとは違う、太くて硬くてあっついのがキた。
いきなりなんて無理ッ! やだ、壊れちゃう! 普通、たっぷりじっくり指で慣らすモンでしょ? ひどすぎるわヨ!
怖い! やめて。よして!
頭では、思うのに。ソコは、じゅぷじゅぷ鳴らしながら従順にソレを飲み込んでいく。
どうして……どうなってるの……
「簡単に入っちゃったねぇ。まるで、ずいぶん慣れた体みたいだ」
これまでは、長い長い時間をかけて、慣らして解してもらって、オイルを塗り込めてたのに。やっと入っても、それでもギチギチだったのに。いきなりニュプッと入っちゃうなんて、信じられない。
「ほら、腰を振って、もっと良くしておくれよぉ。できるだろう? こぉおんなにいやらしい体なんだから」
何か、違う。
アタシに触れているのは確かに葬儀屋で。
葬儀屋が触れているのは、間違いなくアタシの体なのに。
こんなのは、知らない。これまでアタシが知らなかった感覚ヨ。
「知らない体を抱くのは、新鮮な気分だねぇ〜」
頭がついていかない。思わず、ギュッと目を閉じる。
奥で、ナカで、葬儀屋の大っきいのを感じているアタシと、そんなアタシを見下ろしてる別のアタシがいるみたいな。目は閉じてるのに、見えているみたいな。
葬儀屋が、アタシの知らない体を抱いている。
こんなのって……こんなのって……
「!!!!」
目を開けると、アタシはお花畑で横になっていた。
「夢……ホントに夢だった……」
あちこちペタペタ触って、自分の体が慣れ親しんだ体なのを確かめて、何だかホッとする。
「寝すぎちゃったワ……帰りまショ」
アタシは、見たこともない妖しげな花が咲き乱れるお花畑を後にした。
Ende.
〈あとがき〉
〜この後、葬儀屋とめちゃくちゃヤりました〜
女体化、初体験です……お嬢様が提供してくださったイラストに合わせて、愛娘グレルも私も初めての扉を開きました!
恥ずかしいです。BLより、よほど激しく恥ずかしいです。この路線は、これにて封印します。
葬儀屋がヒドイ変態発言を連発して、グレルはセリフなし。これが最大の違和感かも。
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