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□心配
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「うー…」

「トッシーどうしたアルカ?今日ずっとうーうー言ってるネ」

「決まってんだろぃ。旦那が休みだから、旦那以外友達のいない土方さんは暇なんでィ。」

いつもならキレて怒鳴るところだがその気すら起きない。




「トッシー?大丈夫アルカ?銀ちゃんの事心配でこころここにあらずアルカ?」

「…心配じゃねーしゅっ」

「ねーしゅっってなんだヨ。動揺して噛んでんじゃねーか、図星だろホモが」

「チャイナの言う通りでさぁ。キモいんだよ死ね土方コノヤロー」

「…ん?うん」

「あららー本当にどうかしちまったみてーでさぁ」

「………」

「そんなに心配なら早退して家まで行ってみたらどうですかぃ?」

「えっ…いや、でも」

「行って来くるヨロシ!銀ちゃんもきっと喜ぶアル!」

「でも、授業が…」

「俺が土方さんはお腹こわして二度と帰って来ねーって伝えといてあげまさぁ」

「二度とってなんだオイィィ!」

「いいからさっさと行って下せぇ」

「………じゃあ、ちゃんと伝えといてくれよ」

「「了解」」



2人の返事と同時に土方は教室を後にした



「土方さんの心配顔ゲーツッ」

「そんなの集めてどうするネ?お前もホモアルカ?」

「違いまさぁ。旦那に後で高額で売るんでさぁ」




――――――――

…坂田ん家までついちまったけど勢いとは言え家まで押しかけたら迷惑じゃねーか?

いや、でもせっかく来たし様子見て帰る位ならいいよな…

…よし


…ピンポーン…


「はーいィゴホッ」

「俺だ。土方だ。」

「おー。ちょっと待ってて今出る」


―ガチャッ―


「おう、どうした?心配して来てくれたのか?」

「ちがっ別に心配してたわけじゃないけど…でもそんなに悪くないみたいだな。良かったぁ。」





…萌えぇぇぇ!
やっぱり土方のツンデレは最強だわ。あっヤベッ熱上がってきた



と余計熱が上がってしまった銀時なのでした。



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