Poke-mon

□高嶺の花は堕ちてこそ
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拘束した両手が恐る恐る彼自身に触れる

先走りでねっとりと濡れた先端に指を絡ませひどくぎこちない手つきでそれを擦り始める


「う……っ……」

時折感じる箇所に触れてしまうのか結んだ口から微かに苦しげな声が洩れる

それから最中にちらちらと目の前のサターンの様子を窺うように彼の視線が上がり、無言で彼を見つめている視線とぶつかってはまた瞳を伏せる


そうしてしばらく拙い自慰を続けていた彼に変化が現れる


「ね……ねぇ、サターン……も…俺…」

「どうしたレイジ」

「あぁ…俺っ…どうしてこんな……さっきからおかし…い…っ」

くちくちと濡れた音が奏でる手の中で先程よりもきつく張り詰めた自身が絶え間無く透明な蜜を垂らし続けている

それを纏った指が先程よりもはやく激しく自身を扱いている


先程までけして声を上げようとしなかった口は半開きになりは、は…と短く呼吸をしている



どうやら彼の身体が本格的に快感を欲し始めているらしい
だが心がそれに伴っていないらしく焦点が定まっていない彼の眼差しが不安に揺れる

「どうした、レイジ。そろそろやめるか?」

「だ……駄目なんだっ、手、止まんない……あン…気持ちい……駄目ぇ…こんな…ぁ…あぁ…」

止めたい理性とイきたい欲望がないまぜになって彼の頭の中が混乱しているらしい

止めたいのに手は気持ちいいところを見つけて重点的にそこを擦る

夢中になって手を動かしている彼の傍に椅子を置くとサターンはそこに腰掛け、ズボンの前を寛げ硬くなりかけているものを出した


「…サターン…?」

熱に浮されぼんやりとしているレイジの後ろ髪を掴んで引き寄せるとサターンはその頬に先端を押し付けた

「舐めろ」

唇をこじ開けて犯すように彼の口に肉茎を押し込むと程なくして彼の舌がたどたどしく絡み始める


「歯を立てるなよ…さっきの接吻みたいに吸ってみろ」

「ん…っ」

思考がろくに回っていないのか先程よりも従順に彼はサターンの言われるままに口を動かす


上の口で男の肉棒に奉仕しながら下では自分の勃立したものを弄る


彼のそんな淫靡な姿を目の前で見ているという優越感がサターンを堪らなく興奮させた

「……くっ……」

サターンは堪らなくなってレイジの後頭部を掴んで上下に動かした





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