Poke-mon
□魚は溺れる、水のない水槽
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「感度いいな。もうここだけでイケるんじゃないか?」
「あ……し、下も…さわって……」
「ふん…淫乱が」
胸の飾りを弄っていた指を止めてズボンに手を入れると下着越しのそれは固くそそり立ち、薄生地をぐいと押し上げている
普段ならばもう少し焦らしてやるところだが今日はどうにも我慢が利きそうにない
シンジは彼の上から一旦退くとサイドテーブルの二番目の引き出しを開けて中からタブレットケースを取り出した
そしてタブをふたつ程掌に落としてからそれを元通りにする
「脱いで足を開け、兄貴」
「?!…それは、自分で…」
「兄貴」
「っ……わ、かっ…た…」
有無を言わさぬシンジの言葉にレイジは寝間着を脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿になるとベッドに腰を下ろし、膝頭の後ろに手をかけて恐る恐る開く
それはまるで精一杯の誘惑にも見えて…ひどく扇情的だった
「っ……」
足の奥に触れると悲鳴を堪えるように彼の喉がひくりと悸いた
羞恥に耐え兼ねてか目尻にうっすらと涙が滲む
おかしな話だが、彼はするのは平気でもされることには僅かに抵抗を見せる
昂ぶらされるままに狂って何もわからなくなる感覚が怖いのだそうだ
それでも彼は拒めない
辛そうに目を伏せながらも黙ってシンジを受け入れる
「声、出していいぞ」
唇を固く結ぶ彼があまりにも苦しそうに見えてシンジは努めて優しく語りかけてやるがレイジはふるふると首を横に振って頑固にもそれを拒否する
そんな態度が反ってシンジの被虐心を煽るとも知らずに
ぐいと押し込んだ指先のタブレットが胎内の熱でゆるゆると熔かされ閉じ込められていたぬめりがじわりと拡がっていく
いつもならゆっくりと馴らしていくところだが今日は違った
指先でこじ開けた胎内にシンジは自分の指を一気に三本捩込んだのだ
「あぁ……っ」
いきなり増えた質量に耐え切れず、レイジが悲鳴を上げた
埋め込んだ指をわざとばらばらに動かしてやりながらシンジは空いた方の手で先程から愛撫を欲しているかのようにひくついている彼の自身に触れた
いくら我慢強いからといってもやはり男
快楽に対しての我慢の範囲なんてたかが知れている
そうして彼も…堕ちる
「あ…あ…嫌ァ……っ」
「こんなに〇〇〇立たせて何言ってるんだ。正直なのは下の口だけかよ」
あからさまな淫語を聞かせてやると彼が目に見えて身体をびくりと震わせる
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