虚構の街
□<名の無い街>
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ここは世界の外れ、とある名も無い街
この街の端の小さなレンガ造りの家で、1人の少年がぼんやりと窓際から外を見ていた
(………いつまで夕焼けのままなんだろ)
その少年、レアは空が夕焼け色に染まり始めてから数時間、外を見つめていたが、全く暗くなる気配がしない
(……………最近、変な事が続くな)
レアはふと考えた
<1>
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