BOOK

□目が腫れてでも
2ページ/11ページ


「おかえりなさい。
阿近さんっ」


「あぁ、ただいま。

そんで、何で泣いてんだ?」

「…っ」

可愛い過ぎる
俺の子猫を膝に乗せた


「阿近さんて、
小説読んだりする?」

「解体書の方が
俺は面白いな

…何でだ?」

「やっぱり…

伝令小説って
俺、隊士の子から
聞いて

試しに読んでみたら

…(泣)」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ