シュガーソルト

□『焦り』
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そして
ようやく起きた海だが…。




「バカ野郎!!
てめぇが、早く起きねえから
またこんな時間に走ってんじゃねぇかっ!」

ダッシュでパンを口に頬張りながらゆきなは走る。

「仕方ねぇじゃねぇか
いつもと違って
抱き心地のいい抱き枕があったんだからよ」
「んぐっ!?///」

飄々とした表情で海は走りながら
昨夜のことを話す。
それにゆきなは食べていたパンでむせていた。

「今日も一緒にねるか?」
「!!!」

走ってる途中に海が覗かせた。

「ば、バッカじゃねぇの!?///」
「いって…;」

持ってたカバンで顔面を当ててオレは麻見をおいて先に教室へと向かった。

(…アホじゃねぇのかあいつ…っ///)

顔は真っ赤で
胸の高鳴りが止まらなかった。


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