君と出逢ってまた恋をした

□『全く変わってないじゃないかっ!』
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痛んだ。

「あ…ゆきなは
Rainbowで好きな歌とかお気に入りの曲とか
ねぇのか?
俺はデビュー曲の
『Loved One』が好きなんだけどさ」
「海も…その曲が好きなの?」
「え…?」

キョトンとする海

「あたしもお気に入りの曲は
『Loved One』なのっ!」
「!///」

カァッ

満面の笑みで答えたゆきなに
海は頬を赤く染めた。

「あの曲はね
父さんが母さんの為に
作った曲なの…」
「そうなのか…?」
「うん…そうなんだ
母さんにプロポーズする前にこの曲を作って
LIVEで歌ったんだって
母さんがそう言ってた…
離婚する前は
LIVEで歌ってたみたいだけど
最近は歌ってるかは
わからないね…」

その歌を聞いている時の母さんは
すごく幸せそうだった。

母さんは父さんを好きなのに
父さんはどうして浮気ばっかり…?

「これだから男ってイヤなんだよね…」
「;」

その一言を聞いて海は詮索をするのを止めたのだった。

「でも、今日は1人のファンとして
観に来たつもり…
だから楽しもうねっ
海っ」
「☆

おうっ」


LIVEまでの2時間
あたしと海は他愛のない話しをして
過ごしていた。


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