☆麻見さん家の生活☆

□小ネタ集
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☆バナナの皮でも仕掛けとけ(天&翡&刃)








ドタドタドタッ

「「…」」

居間で
サッカーの
本を読む天真と
その向かいで
読者をする翡翠。

後ろで響く
刃の足音。

ドタドタドタッ

再び部屋に
響く刃の足音。

「ねぇ、兄貴…」
「んー?」

先に口を
開いたのは
翡翠。

サッカーの本に
目を向けたまま
天真は返事をする。

「…今日は晴れだよね」
「ああ、
めちゃくちゃ晴れてるな…」

窓は見ないが
今日は
外で出かけるには
すんばらしいほどの
晴天だった。

「どうする?
あの廊下のサル」
「んー…
とりあえず、

気配消して
バナナの皮でも仕掛けとけ」
「わかった」


そして
その2、3分後
刃はすごい痛そうな音を
廊下に響かせたとか…


(いってぇえーっ!!
なんでこんな所にバナナの皮があんだよーっ!!)
((悔しかったら外でやれ))









天真と翡翠は
あるいみ仲良しさん。

誰だって
読書中に後ろで騒がれたら
イヤでも痛い目を見せたくなる。



私は思います(笑)
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