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□Love Honest〜愛の欲望〜
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「ここ…だよね?
ヤッパ無駄にデカイなぁ‥」

  −氷帝学園ー


Love Honest〜愛の欲望〜


今ココに他校生のリョーマが氷帝に来ていたのは、訳があった。

「リョーマ!!ちょっとおいで!」

部活中に呼び出しをくらうので何かとおもったが…
それをコーチから告げられた時は‥ただ驚くばかりだった。

「…何スか?」

早く部活に戻りたい‥と思っている事だが、相手は青学テニス部 鬼コーチ"竜崎スミレ"だ。
ただの部員であるリョーマは従うしかない。

「あんた…この前の国語のテスト散々だったんだって?‥1年の国語の先生がなげいてたよ〜」

「ゔ…」

「部活動で活躍しているのは良い事だが学業がおろそかになっているようでは"ダメ"だな」

「おやぁ?手塚もそう思うかい?」

少し嬉しそうな笑いをしながら手塚に意見を求める。

「はい」

…その一言が引き金になった。

「よし!手塚の許可もでたんだ!リョーマ!!ちょっと頼まれとくれ」

「え゙っ」

リョーマはめったに感情を表にはださないが、今回ばかりは勝手が違った。

「あんたに選択権はないよ?リョーマ。手塚も言とったろ!テスト前に」

思い出せないと言いたそうな瞳で手塚を見る。

「…我が校は"文武両道"だ。その言葉に恥じない為日々、努力をお前達もしてくれていると思うが…」

その時そのままの口調でリョーマに思い出させるように説明する。

「…それでも不成績者が毎年でる。」

…そういえばこの時に菊丸が注意をうけていたような気がした。
…リョーマの思考が
  
   "ソレ"

‥に追いつく…。
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