落第忍者乱太郎/忍たま

□第五ノ巻
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「・・暇だ。」

最近はめっきり任務もなくなり、暇を持て余していた

いや、まぁ平和である証拠だからいいのかもしれないけど

こう長い事お休みだと腕が鈍ってしまう・・。

今までは途絶えることは無かった依頼だが

城勤めになった以上、

城にとって有益になる依頼しかこない。

「別に殺したいわけじゃないけどさ・・」

殺しに飢えている訳じゃないけど、暇は人をも殺すな

「・・・そうだ!」

キュピーンっとひらめいた!!

もうこれはお休みと受け取って遊びに行こう!

忍術学園に!!

「そうと決まれば早速・・!」

一応外出の許可を貰いに小頭、山本さんの部屋へと向かう

「小頭、今宜しいですか?」

「はいれ」

すっと入ると雑渡さんもおられた

「あ、お邪魔でしたか?」

「ううん、構わないよ。」

「どうした?」

この人は相変わらず気配の消し方がうまいな〜

・・じゃなかった、本題!

「暇なので外に遊びに行っていいですか?」

あえて忍術学園に行くとは言わない!

だって、そう言ったら雑渡さんも行きたがるだろうし

来れば仕事が進まず山本さんの胃が・・・!!

それは阻止しなくては!!

「暇なのでって・・お前直球過ぎるな・・」

「いやぁ〜それほどでもw」

小頭に褒められた〜ww

「ほめとらん」

「ですよね」

しってた。

「・・ま、いいんじゃない。
 今日はアリカちゃんに依頼するものもないし」

「組頭・・・。
 まぁいいだろう、許可する」

「ありがとうございます!」

よっしゃ!!

これで無事よいこたちとウハウハできる←

「また厄介ごとに巻き込まれないようにね」

「は〜い!」

なんか雑渡さんが言ってるけど、気にしな〜い!

「それでわ!」

失礼します!と元気よく部屋を出て忍術学園へ出発した

「大丈夫ですかねぇ〜」

「まぁ何かあれば迎えに行けばいいでしょ」

「組頭は仕事があるので尊奈門に行かせます。」

「えぇ〜」

「とりあえず、仕事してください。」

「・・・・・。」
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