落第忍者乱太郎/忍たま

□第十四ノ巻
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夕方、夕飯時に召集がかかった

混「皆に集まってもらったのは他でもない。
  忍術学園からこんな招待状が届いてね」

雑渡さんのお部屋に、

山本さん、高坂さん、尊奈門、押都さんが集まっていた。

そんな中見せられた紙には大きく

"忍術学園大運動会へのご案内"

と書かれていた

「大運動会・・・」

ついに・・!!あの大規模運動会が開催れるのね・・!!

そういえばこの前、オオマガトキ城の忍び

射場亨(いばとおる)と、貝原太郎(かいばらたろう)が

城内をうろついていたことがあったな・・

なんでもオオマガトキにも忍者隊を組織して欲しいとかなんとか

雑渡さんに頼みに来てたんだっけ・・

まぁうちにそんな暇はないから、

この大運動会を見て勉強するのがいいのかもしれないなぁ〜

雑渡さんの事だ、いい機会だし

彼らにも召喚状をおくるのだろうな。

混「殿もご観覧なされる。
  我々も護衛をかねて参加することとなった。」

押「組頭。私は他の任と重なっておりますので、
  黒百合隊を兼任しているあの三名を同行させます」

混「あぁ、そうだったね。
  じゃぁご冗談達に連絡しておいて」

「組頭、五条弾さんです。
 了解しました。私から伝えておきます。」

絶対わざと間違えてる・・。

混「開始は深夜から始めるそうだよ。
  そろそろ出発しなければね。
  すぐ準備して向かうよ」

「「「はっ」」」

あれ以来、殿とは久々に会うからなぁ〜

まぁ無視が一番かな。

殿だって気まくれなんだし

自室へ戻り、身支度を整えながら物思いにふける

殿の事は頭の端においやり、大運動会について思いを馳せる

「私は競技に参加できるのかなぁ〜?」

忍たまより身体能力は劣るから、

参加できても活躍はできないだろうなぁ〜

それに今回は来賓席に居ればいいのだろうか?

それとも開き直ってPTA席にいようかな??

殿付近での護衛は足りているから、フラフラしていても

問題ないだろうし。この運動会は満喫するしかないな!!

「よし!」

準備をととのえて、いざ忍術学園へ!!
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