落第忍者乱太郎/忍たま

□第十五ノ巻
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混「今日は長旅だったからね、疲れただろう?」

伏「ん〜・・・」

お風呂から上がり部屋に戻るなり伏木蔵はダウンしてしまったようだ

眠たそうに目をこすりながらウトウトしている

「伏木蔵、お布団引いたからもう寝ようか?」

伏「もう少し、お話していたいです〜」

とはいうものの、目はもう閉じている

「夏休みは始まったばかりだから
 明日からもいっぱいお話しできるでしょ?
 だから今日はもう寝ようね?」

伏木蔵の手を引っ張り、一緒に布団へ入る

伏「父上も〜」

混「はいはい」

伏木蔵を挟むように、いわゆる川の字で布団に入る

混・主「「おやすみ、伏木蔵」」

伏「おや・・す・・・・スピーzzZ」

「ぷっw
 相当疲れてたみたいだねぇ〜」

混「充電ゼロになるまでよくやったものだよ」

宿題でかなり頭も使っていたし

この出城に来るまででもかなり体力をつかっているし

そりゃぁ寝落ちも早いよね

「宿題の方はなんとかなりそうですか?」

混「問題ないだろうね。
  頭のいい子だよ、この子は」

「スカウトするにはまだ早いのでは?」

混「スカウトするなんて言ったかい?」

「顔に書いてありましたよ」

隠す気なんてないくせに、白白いい

混「まぁタソガレドキに来てほしいけど
  どこで忍者するかは、伏木蔵に決めさせるよ」

「この子の人生ですからね・・・
 ずっと見守っていきましょ?」

混「そうだね・・」

二人で伏木蔵を抱きしめるように、寄り添うようにして

眠りについた


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