NARUTO

□第5章
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やっべ;;

イルカ先生だったらどうしよう;;


「アリカちゃん・・・。」

か細く聞こえたその声は、紛れもなくナルトの声だった。

「ナルト・・・・。どうしたの?」

なんだ、ナルトか。ビックリした;;

「アリカちゃん、さっき・・・その・・。」

あぁ〜;;

「ごめんね;でしゃばったこと言って;;」

生意気だったよね、と言って笑うと

「そんなこと無いってばよ!!」

と、大声で跳ね返されてしまった;;

「あっ、そう?ならよかった^^」

「でも・・・なんでみんなの前であんなこと言ったんだってば?それにあの時だって・・・。」

あの時とは私が助けた時のことだろう。

「なんでって、私、ナルトのこと大好きだもん!」

「・・・へ?」

おーおー、マヌケ面マヌケ面ww

「(クスッ)私には分かるよ。ナルトが今までどれだけ苦労をして、どれだけ悲しい思いをしたか。」

「・・・・・わかる・・?ふざけんなよ・・・!!!!!」

これが、ナルトの殺気。

そして、これがナルトの素なんだね。

てか、殺気って超痛いね;;

「まだ、合って間もないってのに、俺の気持ちが分かるだと!?ふざけんなっ!俺が今までどれだけ・・・!!それをお前は・・・!!」

「それが、ナルトの素?」

「っ・・・!!」

しまった、って顔してる^w^

「そうだね、私はナルトとあってまだ一日しかたってないもんね。そう思うのも分かるよ。でもね、分かるんだ。ナルトのことは。ずっと見ていたから・・・。」

分かってる。見ていたのは漫画の中の偽りのナルトだってことも、この世界にきてあったナルトも偽りの仮面をかぶっていることも。

でも、分かるんだ。そのものの本質は一つしかないんだもん。

ミズキの事件で流した涙は本物だと思う。

ナルトはとっても優しいくて頑張りやさんってのはどこにいても変わらないと思う。

私はそんなナルトを心から支えたいと思ってるんだよ?

「アリカ・・・?」

「ごめんねナルト、意味わかんないこと言ってるね、」

「・・・・。そんなことない。」

「ナルト・・・?」

「・・・俺の素を見ても動じなかった。それが何よりの証拠だと思ってやる。」

そういってソッポを向いたナルトの顔はとても救われた。そんな表情だった。

「ありがとう、ナルト。」

「フンッ」

ククッ

「素のナルトはツンデレなんだね^^」

「はぁ//!?」

やっぱりナルトはからかいがいがありますww
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