ハイキュー!

□第十六話
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あの後クロとのギクシャクも若干緩和され、

本当のいつもの日常が訪れた

「また合宿??」

そんな日常もつかの間で、また忙しい日々が始まろうとしていた

「3日間の合宿の次は夏休み中の一週間の合宿だ。
 いつもの梟谷グループ+今回は烏野も参加だ」

「ほほ〜」

あの大型合宿回ですか・・・!

久々に烏野・・!!

「お前、烏野好きだな」

「えっ、なんで??」

「烏野って聞いた時の目がいつもより三割増しで生気に満ちてた」

いつもは死んだ魚の目ですか、そうですか

「好きか嫌いかでいったら、好きだけど。
 別に深い意味はないな〜・・・」

「ホントかぁ?
 部員の誰かに恋しちゃってるとかぁ〜??」

ニヤニヤとこんにゃろう・・・!!

「変なこと言ってないで、詳細教えて」

こうなったクロは面倒なので話を挿げ替える

「へいへーい」

クロもあきらめたのか真面目に話し出した

「あー、三日間の方は試験とかぶってるから参加できないけど
 夏休みの方は大丈夫だよ。」

くそっ・・・検定試験と被るとは・・!!!

「げっまじかよ・・・・」

「流石に試験は休めないよ。
 と、いうことでがんばってねぇ〜ww」

「他人事だと思ってよぉ〜」

滅多に見れないしょぼくれクロは新鮮だ!

「はぁ〜・・
 献立くらい考えてあげるよ」

「マジで!?」

あぁ、あの胃もたれ事件がそうとうだったんだね・・・

「作る状況でメニューは変わるかもしれないけど、
 参考程度に三日分の食事メニュー考えておくから、それで勘弁してよね」

「まじありがてぇわぁ!!
 さすがアリカ!」

「うわっ、こら抱き着くな暑苦しい!!」

こういうスキンシップには慣れてしまった自分が憎いぜ・・・!!

「じゃぁ私帰るから!
 練習真面目にやんなよね!」

ひっつくクロをひっぺがして、その場を後にした
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