落第忍者乱太郎/忍たま

□第十一ノ巻
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今回の任務は、以前尊奈門が殿伝令してきた

カワタレドキ城との会談の件らしい。

現在、尊奈門たちは

会談の会場の準備に追われていると言う

竹林での竹の伐採中に、

忍術学園の生徒と土井先生に発見されたため

今後の彼らの行動にも、気を付けねばならないという。

まぁ彼らの事だから、最後まで関わってきちゃうんだろうなぁ〜

「陣内は私と行動しろ
 忍たまたちも見張っておかねばならないしな。」

「は」

「あの〜、私は??」

ここまできて、仲間外れはないよね!?

「アリカちゃんは足が遅いからねぇ〜
 ゆっくりでいいから川辺の会場に行って
 会場の準備を手伝ってあげて」

「りょ〜かい」

足遅いのは事実だけど、雑用か〜

なんかやるきしなぁ〜

「そんな露骨にやる気無くさなくても」

「すみません。つい。」

まぁわがまま言って雑渡さんについていっても

迷惑かけるだけだし、大人しく会場の準備しとくか!

「あ、私そういえば殿に会うの初めてかも!」

ちゃんと挨拶できるかなぁ〜!

「前にも言ったでしょ?
 別に挨拶する必要はないよ。
 ちゃんと忍び装束着て覆面しなよ?」

「は〜い」

そんなに私と殿を合わせたくないのだろうか?

まぁ私も棟目からチラッと見れたらそれで満足だから

別にいいのだけれど・・?

まぁ黄昏甚兵衛変な顔も、一介の忍になんぞ興味ないか。

「それじゃぁ陣内、行こうか」

「はっ。
 朽木は着替えてから、会場に迎え」

「承知しました。」

さてと・・・久々に忍び装束に着替えますか!
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