落第忍者乱太郎/忍たま

□第十四ノ巻
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こうして、全種目が終了し

獲得点数の多かった一年生がめでたく優勝した!

優勝のご褒美として一年生には

夏休みが5日間追加されるそうな

「ふぅ〜・・応援する側も案外疲れるものですね」

混「アリカちゃん気合入ってたもんねぇ〜」

「そりゃぁ可愛い皆が頑張ってるんですから!
 応援するのが筋ですよ!」

全力出しすぎ若干声がガラガラだ

混「さて、いばっとる、カピパラ」

亨「射場亨だ!」

貝「貝原太郎です〜」

混「今回のテーマ、"忍者を知る"だったが
  わかったかい?」

名前については、スルーな方向なのね←

亨「そういうテーマだったの??
  う〜ん・・分った事は

  わしは忍者に向いてないって事かな」

「まぁ・・否定はできない。」

自分を知れたって事では、実りのある事だったのかな?



・・・・―――


閉会式も経て、それぞれ帰宅の準備に取り掛かる


伏「母上〜!」

「伏木蔵!
 今日はお疲れ様だったね、優勝おめでとう」

駆け寄ってきた伏木蔵を受け止めて、祝いの言葉をかける

皆、よく頑張りました!

伏「夏休み、5日間も増えたので
  沢山一緒に居られます〜!」

「そうだねぇ〜!
 初めて一緒に過ごすお休みだから、
 いっぱいいろんなことしようね!」

伏「はい!
  僕楽しみです!」

混「アリカちゃん、そろそろ行くよ」

「はーい!」

出立の準備が整ったのが、わざわざ呼びに来てくれた

伏「こなもんさん!また、遊びに来てくださいね!」

混「もちろんだよ。
  夏休みはみっちり稽古をつけてあげるから
  覚悟しておくんだよ?」

伏「はい!!
  ん〜ッすんごいスリル〜!」

ホント伏木蔵って怖いもの知らずかもしれない・・・!!

「それじゃぁね!」

伏「はい!
  父上、母上、お気をつけて!」

混・主「「あぁ/えぇ!」」

伏木蔵に見送られながら、タソガレドキ城へと帰城した。
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