落第忍者乱太郎/忍たま
□第十五ノ巻
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「ただ今戻りました〜!」
混「ご苦労さま。案外早かったね」
「頑張りましたもん・・・!」
これ終わらないと絶対寝させてくれなさそうだったし
仕事まとめて持ってくるのよくない‥!
こまめに処理しないと死んじゃう‥
混「私もこの書類に目を通せば今日の分は終わりだから
今日は早めに寝ようね」
「はーい!」
もうすっかり雑渡さんの部屋が私の部屋見たく
ここに入り浸っている
ちゃっかり布団も持ち込んで入るけれど
結局雑渡さんのお布団だけ使ってる
なんかこう言うのいいよなぁ〜
なんて色ボケ真っ最中だ
混「さ、寝ようか」
「はや・・!」
割と書類多そうに見えたのに、
雑渡さんにすれば少ないほうなのかもしれないな〜
混「おいで」
床に入り、こちらに手招きをする
雑渡さんの呼ぶ声はどこか優しくて
とても安心する。
「・・・」
するりと布団へ、雑渡さんの腕の中へ滑り込む
混「明日から伏木蔵がいるから、できなくなるね〜」
「わっ、ちょっ、こらっ///!」
雑渡さんの手がやらしく私の体を撫で回す
「今日は早く寝るんじゃないんですか!?」
混「そう思ったけど、しばらくできそうにないから
充電しようかと思って?」
「なぜ疑問系!?というか、まってってば//!」
なに帯に手かけてんのさ・・・!
脱がすな脱がすな・・・!!
混「いやかい?」
「いっ・・いやじゃないですけど、
明日のこともありますし・・!」
雑渡さんのことだから絶対手加減とかなさそうなんだもん!
混「優しくするから」
「そういって優しかったことなんてないんですが?」
混「・・・・」
目をそらすんじゃない・・・!
「ぁ・・・///!」
ってこらぁあぁぁぁ!!
混「その気になってきたでしょ?」
「もっやっ///」
雑渡さんの手が優しく胸を愛撫する
首筋に吸い付き、首筋に華を咲かさせる
混「いつまでたっても、感度がいいねえ〜」
「そっ、そんなこと、言わないでください…!」
しょうがないじゃないか・・・
雑渡さんに触れられるだけで
こっちはいっぱいいっぱいなのだから
混「程々にしといてあげるよ・・・
ほら、口開けて」
「ッ・・・///」
だめだ・・・この獣みたいな鋭い眼光に見据えられると
どうにも拒否できない。
ゆっくりと口を開けば、容赦ないキスの嵐
本当に食べられてしまうんじゃないかと思うほどに
荒々しく噛み付くようなキスだ
「んっ・・ンッん///」
混「んっ・・・はっ・・・//」
あぁ・・・この感じじゃ優しくするって言ってたこと
忘れてるな・・
なんて思いながら、私もそんなこと考えられなくなるくらい
雑渡さんに溺れていった