落第忍者乱太郎/忍たま
□第十八ノ巻
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「なんだかお邪魔しちゃって;;」
勘「いえ、アリカさんなら問題ないですよ、
ね、三郎?」
鉢「まぁ〜、同業者みたいなものだし?」
「あはははは;;」
にしても驚いた。
彼らがすでにこんな任務をしているなんて
忍術学園では5年生ですでにこんな実地があるのだろうか?
勘「お見苦しいものをお見せしてすみません;」
鉢「こいつ、学園長の命を狙ってた暗殺者で・・」
勘「俺たち、学園長の護衛についていたんですけど、
ちょうど狙われまして仕方なく。」
「へ〜」
どうやらいつのも学園長の気まぐれで
お忍び外出をしていた所に、刺客がやってきたので
二人で成敗したと・・・。
やるねぇ〜
物怖じしてないし、今も至って冷静だ。
これが初めてじゃないな。
「二人とも、もう立派な忍びだね」
勘「いやぁ;;」
鉢「けど俺たち困ってって・・」
どうやら始末したは良いが後処理に困っているようだ。
人手不足で立ち往生していたらしい
「ちょうどいいや。
近くで私もお仕事してたから、部下に一緒に処理させるよ」
勘「え!?いっ、いいんですか?」
「ついでだしね!」
鉢「けど、俺たち一応敵同士・・なんじゃ?」
「"私"は別に敵対してないし、いいんじゃない?w」
いろいろと話し合って、
こちらで処理することを承諾してもらった
鉢「ありがとうございます、アリカさん」
勘「助かりました;;」
「いいのよ。
困ったときはお互い様だしね。」
二人のレアな姿も見られたし眼福だよねぇ〜
口布してるの珍しいし、なんか色っぽいのよねぇ〜←
勘「あの?」
「あっ、いや、なんでも?」
見すぎよくないぞ!
「二人とも、今度はちゃんと
最後まで処理できるようになってね?」
勘鉢「「はい!」」
「いい返事!
それじゃぁ私は帰るから、
二人もこの場から早く立ち去りなさいね」
勘「あの、またお話聞かせてもらってもいいですか!」
「えぇ、もちろんよ。
また忍術学園にも遊びに行くから、
その時ぜひお話ししましょう。」
勘「はい!」
それじゃっ、と軽く手を振って出城へと向かった