落第忍者乱太郎/忍たま

□第十八ノ巻
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「よし・・っと」

軽く首に包帯をして、治療完了

伊作君から頂いた傷薬かなり優秀だ。

今度作り方きこ!

「さて、夕餉のお手伝いに行きますかね」

今日は誰だったのかなぁ〜なんて思い食堂へ行けば

準備で大賑わいだった


「あっ、尊ちゃん手伝いに来たよ〜!」

尊「おっそい!!早く手伝え!」

「会って秒ですごい言われよう・・はいはい、やりますよぉ〜」

なんだか今日すんごく忙しそうだけど、何かあるのかな?

「あの〜高坂さん。今日何か宴会でもあるんですか?」

割烹着を着こなす高坂さんに話を聞いてみることに

高「なんだ、今日のこと聞いていなかったのか?」

「はい、なんにも」

高「今日は我がタソガレドキ城とオオマガドキ城の宴の日
  我ら忍軍も入り乱れての宴会が行われるんだ。」

「・・・なにそのビックイベント私何も聞いてない。」

高「朝からバタついていたから、
  うまく連絡が行き届かなかったのだろう。」

それでいいのかタソガレドキ・・!!

ということはよ・・?

「貝原さんと射場さんもご出席で?」

高「あぁ、あそこて手伝ってくれてる」

「あぁ・・」

タソガレドキ忍軍に紛れてせっせとご飯作ってる・・

なんか、忍びしてる時より要領いいな;;

高「いやぁ手際が良くて助かっている」

「・・家事の才能はあったみたいですねぇ〜」

じゃなくてっ!!

「あの、つかぬ事を伺いますが殿はもうこの場内に?」

高「あぁ、もうそろそろご到着になられる。」

「・・・すみません。ちょっと後のことは頼みました。」

高「あっ、こら!!」

途中で投げ出すのは申し訳なかったが、こっちも急ぎ!!

かき混ぜていた鍋を放置して食堂を素早く出た

「最悪だ・・・」
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