落第忍者乱太郎/忍たま

□第十九ノ巻
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お風呂上がりの三人組に出くわして、軽く自己紹介をした。

一方的に知ってはいたけど、

キリ丸くんとしんべヱくんに関してはほぼ初対面だしね!

キ「へぇ〜!アリカさんは伏木蔵のかぁちゃんなんですね!」

「最近かぁちゃんになったのw
 伏木蔵とは仲良くしてくれてる?」

し「はい!みんな仲良しです!」

「ありがとう。
 みんなとってもいい子たちで、かぁちゃんうれしい!」

三人まとめてぎゅ〜っとすれば、

くるしいぃと暴れられてしまった;;

「ごめんごめん;;」

乱「ふぅ〜;;
  ところで、今日はどうされたんですか?」

「あぁ〜、かくかくしかじかで、
 伏木蔵の部屋を探してるんだけど・・」

し「伏木蔵の部屋なら、もう少し進んだらありますよ!」

「ありがとうしんべヱくん!」

三人にお休みのあいさつをして、部屋へと向かえば

なんだかあからさまに暗い雰囲気になってきた

「さすがろ組の宿舎ってか?」

どよどよした雰囲気の中、

伏木蔵・妖士丸という立札を見つけた

「ここね!」

中に二人の気配があるから、部屋に入るみたいね!

そっと、ふすまに手をかけようとした瞬間

ガラッとふすまが開け放たれた

「うわっ・・」

伏「母上!!」

急に空いたふすまから飛び出した伏木蔵が抱き着いてきた

「びっくりした〜
 伏木蔵、こんばんわ」

伏「どうしたんですか、こんな時間に!」

すごく興奮気味に、嬉しそうに聞いてきた顔に顔が綻ぶ

「ちょっと伏木蔵に会いたくなっちゃって!
 しばらくここでお世話になるね〜」

伏「うれしいです!!」

凄くはしゃいでるところ申し訳ないけど、

同室の子にも挨拶しておかないとね

「久しぶりだね、妖士丸くん」

妖「お久しぶりです〜」

「しばらくここでご厄介になるけど、大丈夫かな?」

妖「もちろんですよぉ〜!
  僕もうれしいです〜」

「ありがとうっ!」

みんないい子すぎるわぁ〜癒し〜

にしても・・

「よく私がいるって気づいたね?」

伏「母上の気配は覚えましたから!」

「そっかぁ〜」

気配消してたつもりなんだけど・・

伏木蔵はどんどん、忍びらしくなっちゃって・・

雑渡さんの教育すごくね?

「暫くご厄介になるけど、伏木蔵はいつも通り
 勉強頑張るのよ?」

伏「はい!」

「いい返事!
 それじゃぁ、もう遅いしみんなで寝ましょうか!」

妖「は〜い」

三人で川の字?というか、二人に挟まれる感じで床に就いた

いやぁ〜幸せすぎんか??
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