落第忍者乱太郎/忍たま
□第十九ノ巻
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翌日から、私の忍術学園での生活がスタートした。
たまに事務のお手伝い(小松田君の失敗の後片付け)
一年生の授業の見学
各委員会のお手伝いなど
いろいろと充実していた
「土井先生、お疲れ様です。」
テストの採点中である彼にお茶を持ってきた
土「あぁ、ありがとう。
どうだい、子供たちとはうまくやれているかい?」
「えぇ、おかげさまで!
まぁ食満くんと潮江くん・・それから立花くんには
警戒されてますけどね;;」
土「まぁあの3人はなぁ;;
大丈夫、彼らも何れ慣れてくれるよ」
「だといいんですが。」
出会う度に勝負を吹っ掛けられたり
尋問されたりと、少々面倒だった
土「いつまで滞在予定なんだ?」
「三日くらいは居ようかと。
改めて、お世話になりますね!」
土「あぁ、気にせずゆっくりするといい、」
これ以上土井先生のお邪魔はできないので、
お茶だけ置いて部屋を後にした
今は休憩時間の様で、庭先や校庭で子供たちが元気に遊んでいた
乱「あっ、アリカさん!こんにちわ!」
「はい、こんにちわ。
乱太郎は保険員会の仕事中かな?」
背中に籠を背負って、
その籠の中には薬草らしきものがいっぱいあった
乱「はい!さっきまで伊作先輩と薬草取りに。」
「伊作君はどうしたの?」
乱「それが・・帰る途中沼に嵌ってしまって;;
今着替えに戻っているところです!」
「・・相変わらずみたいね・・・。」
彼の不運は、通常運転の用だ
「乱太郎、運ぶの手伝うよ」
重たそうに抱えていた籠を、ひょいっと奪い取った
乱「あっ大丈夫ですよ!」
「いいからいいからw
医務室でいいの?」
乱「えっと・・はい;;
そこで、種類別に分ける作業する予定なんです」
「ほほ〜、面白そうだし、私も参加していいかな?」
籠を運びながら、乱太郎と一緒に歩き出した
乱「いいんですか?結構量もあるし、大仕事ですよ?」
「量がある分、人手は多いに越したことないでしょ?」
乱「まっまぁそうですけど・・。」
「それなら決まりだね!
あ、医務室ってこっちだったっけ?」
乱「あっ、アリカさんこっちですこっち!!」
乱太郎に先導されつつ、医務室を目指した