ハイキュー!

□第十話
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「合同合宿??」

部活の事で話があるとクロに呼び出され来た空き教室

今度は例の梟谷グループで合同合宿があるらしい。

「あぁ、参加校は森然、梟谷、生川、そんでうちな。」

あ、そっか。
この時期は烏野はまだ参加してないのか

「結構大所帯だね。
 他の高校にはマネジいないの?」

「梟谷に二人、森然に一人、生川に一人いるぞ?」

んで、うち合わせて五人か・・・

「そんなにいるなら、私いらなくない?」

「んなつれねぇーこと言うなよww」

そうやって肩を組んでくる

こういう密着系コミュニケーションにもずいぶん慣れたな・・・(遠目)

「暑苦しいっ!
 はいはい、わかりましたよ主将様!
 でも、今回も裏方に専念するから、そのつもりで」


そりゃぁ、皆と絡みたい気持ちは多々あれど、面倒ごとはごめんだ。

「なぁ・・・やっぱり、マネ業嫌か?」

「・・・どうしたの、急に?」

「いや、この前も思ったけど・・・あんまし俺らとはいたくねぇみてぇだし・・・」

あぁ、しょぼくれモード可愛い・・・

じゃなくて!!

「そんなことないよ。
 みんなの事好きだし、バレーやってる姿も尊敬してるし力になりたいって思ってるよ。
 でも、体育館内でのサポートは私より正規のマネジである桂木さんの方が熟知してるし
 手際もいいと思うから。
 その代わり、裏作業でみんなの負担を減らそうと思って。
 役割分担だよ。最初にそう言ったのはそっちでしょ?」

「・・・まぁ、そうだけどよ・・・」

最初に自分で言っていたことを忘れていたのだろうか?

なんだか納得いっていないご様子

「いやいやなんて、思ってないよ。
 クロ、マネジに誘ってくれてありがとね。
 合宿、お互い頑張ろうね!」

そう言い残し、教室を後にした
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