テニスの王子様
□第十三章
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第十三章
トテトテトテ・・・
「まったく、人の現状もしらないで・・!」
あー、イライラするぅ!!
ただでさえファンクラブに目つけられて鬱陶しいのに、そのうえ呼び出しなんて・・・。
「私、死ぬわ・・・。」
はぁ、と溜息を壮大に付きながら教室へと入った、
すると・・・。
シーン・・。
まったく、こっち見んなチクショー・・!
あー、視線が鬱陶しい!!
「机は・・・っと。」
よし!!
今の所大丈夫みたいだ!!
ヒソヒソ・・・
「ん?」
――朽木さんって、男テニに色目使って無理やりマネジになったらしいよ・・!
幸村くんたちも迷惑だよねぇー!
自分が一番可愛いとか思ってるんじゃないの??
なにそれ、ウケるーww ――
「はぁ;;」
陰口なら、本人に聞こえないようにしろっ、つーの!!
色目だぁ!?
ふざけんなよまったく・・・!!
ガラガラ・・・
そこちタイミングよく(?)仁王が入ってきた。