ハイキュー!

□第三話
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入学式も終わり、新学期に入った。

わかってたけど、リエーフは人一倍目立ってった。いろいろと。

おねぇさんも人一倍目立ってた。いろいろと←


「朽木ー!」

物思いにふけっていると先生につかまってしまった・・

「なんですか?」

「そう嫌そうな顔するな;;
 これ、管理棟の準備室にもってってくれないか?」

渡されたのは何冊かの本

教材かな?

「了解でーす」

まぁ、面倒ではあるが、暇だしいいか。

「たのむなー!」

先生の声を背に歩き出す。


「管理棟か・・・あっ、体育館の前通れるじゃん!
 ラッキーww」

ちらっと覗いてっちゃお(笑)

練習を堂々と覗けるほど、肝座ってない私に取っちゃ

いい口実だ!


体育館に近づくにつれて、バレーボールの音が響く

スパイクの音、

レシーブの音、

シューズの音、

どれも心地よく胸に響く


「あぶない・・・!!」

それが悪かったのだろうな。

心地よさに身を任せボケェっと歩いていたから

こちらに向かってくるボールに反応するのに一歩出遅れてしまった。


「やばっ・・!!」

とっさに腕で顔面を庇う

バチンッ・・・!!

皮膚に当たるボールの音が響いた
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