ハイキュー!

□第五話
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連れてこられたのは空き教室

静まり返っている

それが逆に緊張するわぁぁぁ!!


「えっと、黒尾君、何かな?」

イケメンと二人っきり・・

クロさまと二人っきり・・

やーばーいー!!!

「んな緊張すんなよ、取って食うわけじゃねぇんだしw」

ニヒルに笑う顔が私のドキドキを加速させる

「べっ別に緊張してないし!」

強がったっていいじゃない!人間だもの!!←

「ククッwんじゃぁ、本題だ
 
 お前、バレー部のマネージャーやらね?」

はい来ました王道なるお誘いぃぃぃ!!

嬉しくて死にそうだけど、ここは冷静に考えろアリカ!

こんな不純な心で青春真っただ中のあの場所へなんていけないでしょ!?

それに私にはイケメン耐性がないんだ!

心配停止になるわ!(どきどきのし過ぎで)


それに・・・例の彼女がいる・・・。
無理だ。
関わりたくないし、関わったら私が痛い目を見る!!

調子に乗るな私!!

「あーっと・・・気持ちはうれしいんだけど、
 私には務まらないだろうし・・・

 それに、もうマネージャーさんいるでしょ?
 3年の私なんかが今から入ったって、邪魔になるだけだよ;;」

はい正論!どうだ!!(ドヤァ)

「んまぁ、そうなんだけどさ・・・
 やっぱ一人じゃ大変そうだし、今年のマネージャー募集は空振りだったからよぉ
 
 お前、放課後暇だろ?」

「暇人扱いすんな!」

いや、まぁ、暇人なんだけどさ←


「でも、暇してんだろ?」

「うぐ・・」

言い返せぬ・・

「まぁ、暇人はともかくさ、手伝ってやってくんね?」

クロもふざけて言っている訳ではないことは分かってる。

けど、多分。私が入ったら迷惑になるだろう。

部員にとっても、彼女にとっても

「ごめんね。やっぱり私には無理だよ。」

「・・・そうか・・・。」

すまぬ・・!!

若干の罪悪感にさいなまれつつも、今後の平和は確保された!
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