銀魂
□少しでも長く・・・
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「ホアチャァァァァっ!!!くたばるヨロシ!!」
「お前がくたばれぇぇぇぇぇぇ!!!くそチャイナぁぁぁぁぁぁ!!」
ガキィン! ガキン! ずがががががっ!
お互いの武器の交わる音が聞こえ、それと一緒にお互いをののしりあう声も聞こえてくる。
しばらく戦闘をしていたらいつの間にか辺りはオレンジ色に包まれて、公園で遊んでいた子供たちもいなくなっていた。
(まぁ俺たちの戦いに巻き込まれないよう逃げたんだろうがねィ)
「はぁはぁ・・・今日はこのくらいで勘弁してやるヨ」
「はぁ・・はぁ何馬鹿なこと言ってるんでィ
息上がってるぜィ」
「それはお前も同じアル・・・」
「「・・・・・」」
お互い睨み合いの沈黙が続く
(どうしようかね・・・この睨み合いもそろそろくたびれてきたし・・・でもまだ帰るのも惜しい気がするし)
沖田が考えを巡らせていると
「おい」
先に沈黙を破ったのはチャイナだった。
突然のことに少し驚いたが顔には出さず応える。
「・・・何でィ」
「お腹すいたから帰るアル」